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横断歩道は注意して

Posted by ルア on 18.2018 ポルトガル交通情報   0 comments   0 trackback


1986年にEC加盟後、加盟諸国の水準まで追いつけブームが高まってくるなか、以前のように乗用車ローン販売禁止令もなくなり、その他のEU加盟国と比較しても引けを取らないほど車の数が増し、都心では不法駐車、排気ガス公害、渋滞など車がもたらす多くの問題が取りだたされるようになってきている。
ポルトガル人は全般的に車が好きなようで、大げさに言えば日々の生活を削ってまでマイカーを持つ努力をしている様に見える。排気量に比例してかかる自動車税の関係で中型・大型車こそ少ないが、税率の低い小型車で道路は溢れあがっている。
自動車など考えもつかなかった時代に造られた道路は狭く、昔の建物には地下駐車場もないため町中の道路は駐車場に早変わりで、2車線の道路は1車線に、3車線の道路が1車線になってしまっているところもある。市内での運転に慣れてしまえば、石畳の旧市街も、歩道に乗り上げての路上駐車も生活の一部に溶け込んでしまい気にならなくなるが、上品な運転に慣れてしまった人なら運転恐怖症になりかねない。
道が狭く駐車場不足だけが問題ではない。方向指示器を出さずに急に方向転換する車があると思えば、町中でも猛スピードで駆け抜ける車があったりする。警察の取り締まりが厳しくないのも理由のひとつと考えられるが、運転をしながら冷や汗をかかされることはしょっちゅうで、車の運転をするのもそれなりの覚悟が必要といっても大げさではないような気がする。
ポルトガル人の横断歩道に関する面白い調査があった。アンケートや市内の横断歩道のある道での実地調査であったが、半分以上のポルトガル人は道路を横断する際横断歩道を利用せずその数を上回る約56%の自動車が横断歩道でも停止しなかったようである。横断歩道の近くでの平均速度は45キロ、ひどいドライバーに至っては126キロで横断歩道を通過した様である。
横断歩道を渡ろうとしても車が止まってくれないという理由で利用しない。横断歩道にもかかわらず乱暴に通過し続ける車は、一般道ではますます横暴さが増し、歩行者とドライバーの信頼関係が薄らいだ分、事故につながるという悪循環にもつながっている。
ドライバー間でも行き違いが多い。地元のドライバーの間なら信号が黄色になれば加速して通過するものという勘違いが常識化し、赤の信号にかわりたてでも通り過ぎようとする人も多い。夏の休暇に時期になると、ヨーロッパ諸国から車でバカンスを過ごしに来る人も多いが、信号で追突されているのはたいてい外国ナンバーの車である。
昔ブラジル人の友人から面白い説明を受けたことがあった。“ブラジルもそうだけれど、ポルトガルと日本の信号の違いに気づいているか”と質問された。信号は、赤と青と黄色だし、違っているところなど思い浮かばない。しばらく考えてみたが答えなど分からずギブアップすると、“信号の位置が違うだろう”もう一度考えるよう促される。また真剣に考えるが答えは同じく“分からない”で、教えて貰うことになった。
友人によると、日本では交差点を渡った側に信号があり、ポルトガルでは渡る手前、すなわち車が信号で一時停車する位置にあるという。横断歩道が目の前にあるとすれば前方の横断歩道の手前右側(右側通行のため)に信号が設置されている。
よくもこの見にくいところにと考えたが、見にくいところにあるから信号の効果を果たすという。どのドライバーも信号で止まる場合は、出来る限り前まで進んで止まろうとする。もし、信号が交差点の向こう側にあれば進みすぎて交差点をふさぎかねず、大渋滞のもとになりかねない。混乱を防ぐために、交差点の手前に信号が設置されたのだという。理由はいかんせん、なかなか説得力があると納得させられたことがある。
交差点の横断歩道ではまだまだ身の危険を感じることが多い。信号が青になり渡ろうとすれば右折してくる車にひかれそうになったりもする。歩行者優先には違いないが、歩行者が目に入らないドライバーも多いのか、信号が赤に変わることを心配しているのか分からないが冷や汗をよくかかされる。歩行者はたとえ信号が青でも車が飛び込んでこないかどうか確認をする必要がある。運の悪い思い切りが悪い人なら、なかなか横断歩道を渡れない事になるかも分からない。
信号の赤と青に替わる間隔も以上に短いことに気がつく。信号の間隔が短いのも車の流れ必要以上にさえぎる分、渋滞の元になっているような気がする。ラッシュ時間滞になると、赤信号で待たされたくない車が交差点を渡りきろうと無理をして突っ込んだ車が交差点をふさいでしまい、信号が青になった車線の車が通行できない。青でも通行できなかった側の車は、赤でも突っ込んできたりする。信号があっても信号の役目を果たさなくなってしまい渋滞の被害は広がるばかりと言う状況が続くこともある。
歩行者はどうするのかと言えば、渋滞で交差点をふさいでいる車の間をぬうようにして渡る。信号が青でも赤でも気にしない。“渡れるときに渡る”という自然の法則が自然に身に付いてくる。“渡れるときに渡る”法則は、渋滞時の交差点の横断歩道だけではないようで、車さえ来なければ信号の色などお構いなしが常識にもなってきている。それを証明するかのように警察官も赤でも平気で交差点を渡る。
夏の休暇の前やクリスマス時期には決まってといいほど、車販売キャンペーンが始まる。“ローン支払いは休暇後から”だとか、“最初の6ヶ月分のローンは未払い7ヶ月目からの支払いで車購入できます”。“半額の頭金でローン利息なし”とか各社各様で、毎回新しいローン形式での販売合戦には、関心させられることが多い。
自動車販売代理店の販売合戦に費やされる頭脳を安全運転につながる指導やキャンペーンにも使えることが出来れば、子供もお年寄りも安心して横断歩道を渡ることが出来る、他人を尊重した真の意味での車社会到来となるのだが、、、、、、、、

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メトロの切符は売切です!

Posted by ルア on 27.2016 ポルトガル交通情報   1 comments   0 trackback


リスボンのメトロの切符が廃止になり全てカードに乗車料金をチャージするようになって数年経つが、どの駅のカード自動販売機でもカードを買えない不備な事態に遭遇した。カード購入のボタンを押すと売切の表示が、仕方なくその辺りに設置してあった自動販売機全てで購入を試みるも結果は同じ。
近くにいたセキュリティーに尋ねると、もう3ヶ月以上前からカードを購入出来ない状態が続いているという。まあ、この国らしいといえばらしいのだが、それでは何のための自動販売機だろうか。乗車料金チャージは出来るようなのでチャージ専用機になったのか。自動販売機にカードをおけば盗難の危険があるのだろうか。憶測をしたところで、カード購入の足しにもならない。

乗客サービスなんて”糞食らえ””俺たちは俺たちの権利の主張の方が大事なんだ””だから労働時間短縮のため、権利のためストは忘れないよ””自動販売機にカードがないって、俺たちとは関係なし”とあざ笑っているかのように有人のカード売り場まで行ってみると電気も消えていた。
忍耐のふた文字が脳裏にちらつく、血圧が上がるのもお前たちの所為なんだ。

カード売切中


カード売切中



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他国の出来事ですが

Posted by ルア on 18.2016 ポルトガル交通情報   0 comments   0 trackback


信じられないことが起きるものである。
スペイン国鉄RENFEでの出来事だが、サンタンデール発マドリッド行き列車が途中駅のオゾルノで止まってしまった。
「技術的な問題で停車中」と最初のアナウンスがあり、15分後に「運転士が勤務時間を過ぎたため職務を放棄したため」とアナウンスされ、乗客109人はドアも開かず警察が駆けつけるまで缶詰状態だったようだ。
その後、代わりの運転士も調達できない中、最終駅マドリッドまではバス移動になったようで、30分のバス待ち、5時間遅れでマドリッドに到着した。
運賃の払い戻しがあったと聞くが、何と無責任な、己の権利だけを主張する奴らがいるものだと驚いた。

ポルトガル国鉄のこのような失態を耳にしたことはないが、昔、路面電車の最終便での撮影をしようと始発駅に15分前から待つものの現われず撮影できないことがあった。病院では勤務時間オーバーだと医者が消え、看護婦が消え、人の命まで消えてしまう事件も後が立たない。
社会の秩序を乱してまでの自己権利主張はいただけないと思うのだが...

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障害者用駐車スペースにはテント無し

Posted by ルア on 31.2016 ポルトガル交通情報   0 comments   0 trackback


炎天下の気温は35度、高速道路サービスエリアで日陰の駐車スペースに車を停める。大急ぎでカフェに直行しアイスクリームを頬張り一息をつく。一休みして車へ戻ろうとした時に気がついた。
「あれ、障害者用駐車スペースに日除けテントが張っていない。」
確かに障害者乗車専用の車両には背が高いのもあり通常のテントの高さでは頭を打つ車両もあるが、障害者運転の車は一般車と変わらない。内陸部は40度以上にもなるポルトガルであるにも関わらず、なのに驚いた。
少しテントを上げれば丈の高い車両のも入れようになるし、少なくとも一般車と同じ高さで良いのでテントを張ってほしいと考えたが、障害者駐車スペース設置を義務付けられているだけなので、他はどうでも良いというポルトガルスタイルなのか?!納得できない情景だった。
最近よく利用する高速5号線にスペード違反監視用のカメラが取り付けられた。注意して設置位置を確かめようとするが未だに確認出来ていない。全国で50台設置され来年早々には全てが作動するようだが、事故防止対策につながるだろうか。減点制度導入後に事故は減ったと聞いてはいるが。

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運転免許ポルトガルも点数制

Posted by ルア on 31.2016 ポルトガル交通情報   2 comments   0 trackback


ようやく6月1日より交通違反点数制が導入されることになった。
ポルトガル人気質は温厚、悪い表現なら「ノロマ」の印象が強いが、ハンドルを握ると多くがレーサーに早変わりする。話し方もゆったりの教養もありそうな初老の紳士、ところがハンドルを持つと人が突然変異してしまう。見通しの悪いカーブでの追い越しや、隙あらば一台先のスペースに突っ込もうとする運転に驚ろかされたこともあった。ほんとんどの車はスピード違反でぶっ飛ばし、(運転が荒いと言われていた)スペイン人やイタリア人にもポルトガルでの運転は恐ろしいと言わしめさせたほどだ。従って交通事故数はヨーロッパでもトップクラス、今までも事故率ヨーロッパ・ナンバーワンの不名誉な記録を何度も樹立してきた。

遅らばせながらの感が強いが、各免許に12点付与され、違反度により2点から5点減点される。減点8で教習が義務付けられ、10点では改めて筆記試験を受ける義務が生じ、筆記試験拒否の減点者は免許取消となる仕組みだ。3年間無違反者にはボーナスポイント3点付与されるという。

お隣のスペインでは2007年から免許点数制度が導入されている。これで少しは事故が減ることを願うが...

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プロフィール

ルア

Author:ルア
プロフィール 千本佳男
ちもと よしお
(写真は息子です)

ポルトガル在住30年以上
職業   取材・コーディネイター
星座   魚座 
血液型  B型
住む理由 気候がよく、ワインも食べ物も美味しいポルトガルの虜
趣味  昔はウインドサーフ、現在はもっぱらネットサーフ
好きな物 ポルトガルではワイン、日本では餡このお餅
得意な事 サッカー取材
日本の家 神戸にあります
ポルトガルの家 リスボン郊外25キロの住宅街
事務所  海と世界遺産シントラの山が見える丘の上

やろうと思う事 ポルトガルの写真を沢山撮って紹介したい

*****チモト実績*****

依頼源 ポルトガル
ICEP(ポルトガル貿易・観光振興庁)
IPPAR(ポルトガル歴史建造物保存院)
ポルトガル政府観光局
裁判所関連書類翻訳
メディア翻訳・ナレーション・通訳等

依頼源 日本
各官庁、地方自治体の業務請負
ポルトガル博覧会日本館チーフ・コーディネイト
大手商社業務委託
商品調査
イベント関連、 その他、

NHK
EUサミット・リスボン
首相インタビュー
大河ドラマ 信長
世界ふれあい街歩き
世界入りにくい居酒屋
Wカップリサーチ・選手インタビュー
その他、 報道、文化、スポーツ番組

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めさましテレビ フジ
深夜特急98 NBN
新ポルトガル謎紀行 TBS
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GAORA、KBS、KTS、TOS、SAGA-TV、旅チャンネル、その他

映画 東宝「7月24日通りのクリスマス」 

新聞 朝日、読売、毎日、その他

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